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第27章 スワッピング実習

授業が始まりました。

セックス実習室の黒板の前には、スーツ姿の鈴木先生とワンピース姿の桃園先生が立っています。

部屋にはたくさんのダブルベッドが並んでいていますが、バスタオル姿の生徒たちはそれには座らず、散り散りに立っています。

「今日はっ、スワッピング実習でっす！　セックスのパートナーを取り替え、セックスをしてもらいまっす！！」
鈴木先生が話しますが、なぜか肩に力が入ってます。

「鈴木先生、リラックスしてね。　いくら鈴木先生が大ファンだったポルノ女優がこの教室にいらしてるからって、緊張しすぎですよ」
桃園先生が笑いながら言います。

ドロシーちゃんの母親は、有名なポルノ女優だったのです。

桃園先生は話しを続けます。
「スワッピングとは、２組のカップルがパートナーを入れ替えて性行為をすることよ。　新鮮な興奮が得られるわ。　あなた達は今まで、ペアを固定してセックス実習をしてきたわよね。　それで、パートナーとは身体だけじゃなく、心の繋がりもできてきたと思うの。　今日はね、そのパートナーが他の人とセックスするの。　どんな感情になるかしら」