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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第23章 サークルのライブの当日
いよいよ今日はサークルのライブ当日だ!

緊張しないようにと思っても緊張で身体の感覚がおかしい・・・

陽子とは先日のネタ見せ終わりに家に行き、久しぶりにセックスをした。

数時間で4回もやってしまい、最後のほうは「あんた本当に猿ね。」と言われてしまったがそれくらい気持ち良かったのだ。

お笑いサークルに入っていなければ彼女にも出会えなかったし、お笑いをやるなんてことも無かっただろう・・・

人生って本当に不思議だな・・・・


午前の授業が終わる時、「おいおい!今日の夕方のライブ出るんだろっ!観に行くよ!」と大学の友人達が声を掛けてくれた。

「ああ、そうなんだよ!新人コーナーなんだけど出れることになってさ。」

うちのサークルのライブは基本的に学内で開催の時には無料で最後に出口に用意した箱にお気持ちの金額を入れてもらうシステムになっていて、
都内の会場で主催ライブをやる時は700円を入場料で支払ってもらうシステムなのだ。

菊池君と昼に学食で合流し、今日のライブについて話す。

「おいおい!何かお前もう緊張してないか?」

「いやいや!お前もだろう!もう箸持ちながら手が震えてるもん!」なんて会話をする。


そんな時に「あれ!?今日ライブ出るお二人さんじゃないですか?」とレッドリボン軍ズの平川が話し掛けて来た。

マジでこいつ俺は大嫌いだ!

しかも今日は相方の松下という背の大きい奴まで連れて来やがった!

「なんか俺等も部長から聞いたんだけど今日のライブ客投票で票が多いほうが来月も出れるんだってな!俺等の御膳立てしっかり頼むよ。けけけっ。」と言い出しやがった。

俺はムカッとなり思わず箸を平川に投げそうになったが、俺の腕をグッと菊池君が掴み冷静になった。

「君等のことは舞台でしっかりやっつけてやるから!まあ楽しくやろうよ!」と菊池君がにらみを効かせる。

確か菊池君昔は空手をやってたとかで本気になったら平川を一撃で気絶させられるのかもしれないが、そこは大人な菊池君!喧嘩はしないのだ。

「へっ!なんだ!この野郎その目つきは!分かったよ!舞台で俺等の実力見せつけてやるからな。」と平川は言いその場を去っていった。

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