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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第35章 いよいよ劇場デビュー
楽屋では俺等みたいな素人芸人が少し珍しいのか色々な芸人さんに話し掛けてくれる。

しかし俺は気の利いたことも言えず「はぁ~。そうですね~。」みたいか返ししかできない・・・

そんな奴がいつか面白くなれるのか・・・・

俺はどうにもならない焦りがあった。

そうこうしていると「それでは開演しますのでよろしくお願いします。」と楽屋に劇場スタッフさんが伝えに来た。

楽屋はそこまで広いわけではないので出番直前まで外にいる芸人さんもいれば楽屋を出たとこの端っこで練習をずっとやってるコンビもいる。

テレビには出ていないが、ライブシーンで名が売れていて月に30本近くライブに出てる芸人さんもいるらしい。

月に30本出る場合ってどんな風にネタをやるのか・・・

ライブのオープニング曲が流れてMCのコンビが元気よくステージに登場する。

俺等は楽屋のモニターを観ながら「お客さん結構入ってるな・・・」なんて会話をする。

MCのコンビはまだテレビなどには沢山出てはいないものの、場数を感じる滑らかなフリートークをして早くも客席を沸かせている。

そのウケ具合に楽屋の芸人たちが「おお~っ!流石だな~。」と感心する。

MCは盛り上げた後は出演芸人の紹介をしていよいよライブがスタートした。

トップバッターはさっき楽屋で話した「水島しげる」だ。

ロック風の出囃子が流れ舞台に登場する。

「はいどうも~。水島しげるです!」とセンターマイクを立てて漫談をする芸風だ。

「なんかごめんなさいねおっさんが出てきちゃって!あれ~??おかしいよ私が出てくると前説みたいな空気になってるよ~。」という掴みの部分からしっかりと笑いをとってる。

「凄いな~。前回優勝は偶然じゃないからな~。」と楽屋では芸人が会話をしてる。

我々の先輩である中西さんの漫談もかなり面白いと思ったが、水島さんのほうが上のように感じた。
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