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第7章 為政者たちによる危険な罠　日米合同皇太子妃拷問絵巻　米国篇

舌なめずりするような表情で、拷問具をハイ化から受け取ると、恍惚の表情で日頃見下げるアジア人の美女のやや浅黒い肌をなぞる。
「う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛――――――――――ッ！！」
気の遠のくほどの肉体の痺れに艶めかしく揺れる女体がなだらかなラインを作り、地下室の電灯に妖しく照らし出された。
（こ、この拷問は…何の目的なの？）
郁子はハードな責め苦の中、こころの中で叫ぶ。予想は的中した。
「Become the Crown Princess…」
この残酷な外交官たちも、目的は自分を皇室にねじ込む事なのだ―――。

すでに郁子は逃げ場がこの世界に存在しないのでは？ そんな恐怖にかられるのだった…。