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白タクドライバー
第4章 エピローグ
あれから何日が過ぎただろう。
毎晩の様に、タクシー乗り場で白タクを探している自分がいる。

彼に会いたい……。また抱いてほしい……。甦る快感の記憶……。
身体が火照る。

あの夜は幻だったのだろうか。
雲間から覗いていた月灯りが、風と共に完全に消えてしまった。
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