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白タクドライバー
第2章 訪問者
いきなり男に抱きしめられ、一瞬悲鳴を上げそうだったが、男の大きな胸板と白いシャツの柔軟剤の香りに、少し恐怖心が和らいだ気がした。
「上を向いて」
声に促され、顔を向けた瞬間、男が唇を重ねてきた。
さらに舌を絡みつけてくる。
お金ではなく体で払えという事なのか……。
そう悟った自分は、初対面の男に抵抗出来ずにいた。
男は口づけたまま、私のブラウスのボタンを外した。ブラジャーをした胸があらわになる。
羞恥心から下を向いた。
「寝室へ行こうか」
1DKの狭い家だが、玄関からは奥の寝室は見えない。
今、寝室へ案内してしまったら、このまま襲われてしまう可能性が高いだろう。
抵抗するには今しかないと思い言ってみた。
「ごめんなさい、やっぱりダメ……」
男はそれでも微笑んで返事をした。
「心配しないで、一緒に寝よう」
信じて良いのか分からなかったが、疲労感でいっぱいだった自分は、寝るだけなら良いか……と思ってしまった。
「上を向いて」
声に促され、顔を向けた瞬間、男が唇を重ねてきた。
さらに舌を絡みつけてくる。
お金ではなく体で払えという事なのか……。
そう悟った自分は、初対面の男に抵抗出来ずにいた。
男は口づけたまま、私のブラウスのボタンを外した。ブラジャーをした胸があらわになる。
羞恥心から下を向いた。
「寝室へ行こうか」
1DKの狭い家だが、玄関からは奥の寝室は見えない。
今、寝室へ案内してしまったら、このまま襲われてしまう可能性が高いだろう。
抵抗するには今しかないと思い言ってみた。
「ごめんなさい、やっぱりダメ……」
男はそれでも微笑んで返事をした。
「心配しないで、一緒に寝よう」
信じて良いのか分からなかったが、疲労感でいっぱいだった自分は、寝るだけなら良いか……と思ってしまった。