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儚き陽炎
第2章 TELの中で
「夜遅くごめんなさいね」
「もう、寝ってた?」
「いや、ベットでくつろいでるよ」
「どうしたの、こんなに遅くに?」
時計は12時を回っていた。
「だって、貴方はお店にも来てくれないし、連絡もくれ無いし!」
「今夜も今まで待ってたけど・・・」
言葉が止まる。
「ご主人は?」
「お店では内緒にしてるけど、1年ほど前から単身赴任で月2~3回帰ってくるだけなの」
「そうだったんだ、だから、夜、わりと自由になるんだ」
「うん!」
「でも、みんなには内緒にして置いてね」
俺は、内心嬉しかったが口からは、
「じゃ、夜一人でいると、寂しいな・・・」
「全然、返って気楽だし一人麦酒飲んで酔ってるの」
「今日も飲んだ?」
「うん、飲んだよ」
又、沈黙する真由子。
「酔ったら、連絡くれ無い貴方が、憎らしくて・・・」
「貴方にとってあの日の事は、酔った勢いだったの?」
問い詰める口調で、絡む真由子。
「・・・人妻の真由子さんに・・・溺れそうで我慢してる」
「真由子さんを想い・・・自分で欲望を処理しているよ」
少し間が空いて、真由子は独り言のようにしゃべりだした。
「私は・・・結婚しているけど・・・」
「私、・・・おかしい・・・の」
「あの日から・・・貴方が頭から離れ無いの」
「すぐ貴方が出て来て・・・心が乱れ・・・」
「体が勝手に・・・やらしく反応してしまって」
「おかしく・・・なりそう・・なの」
「私じゃ・・・ないみたい・・・」
「やらしい・・・の」
黙りこむ、真由子。
「もう、寝ってた?」
「いや、ベットでくつろいでるよ」
「どうしたの、こんなに遅くに?」
時計は12時を回っていた。
「だって、貴方はお店にも来てくれないし、連絡もくれ無いし!」
「今夜も今まで待ってたけど・・・」
言葉が止まる。
「ご主人は?」
「お店では内緒にしてるけど、1年ほど前から単身赴任で月2~3回帰ってくるだけなの」
「そうだったんだ、だから、夜、わりと自由になるんだ」
「うん!」
「でも、みんなには内緒にして置いてね」
俺は、内心嬉しかったが口からは、
「じゃ、夜一人でいると、寂しいな・・・」
「全然、返って気楽だし一人麦酒飲んで酔ってるの」
「今日も飲んだ?」
「うん、飲んだよ」
又、沈黙する真由子。
「酔ったら、連絡くれ無い貴方が、憎らしくて・・・」
「貴方にとってあの日の事は、酔った勢いだったの?」
問い詰める口調で、絡む真由子。
「・・・人妻の真由子さんに・・・溺れそうで我慢してる」
「真由子さんを想い・・・自分で欲望を処理しているよ」
少し間が空いて、真由子は独り言のようにしゃべりだした。
「私は・・・結婚しているけど・・・」
「私、・・・おかしい・・・の」
「あの日から・・・貴方が頭から離れ無いの」
「すぐ貴方が出て来て・・・心が乱れ・・・」
「体が勝手に・・・やらしく反応してしまって」
「おかしく・・・なりそう・・なの」
「私じゃ・・・ないみたい・・・」
「やらしい・・・の」
黙りこむ、真由子。