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乳母…めのと
第5章 乳母…5
川口はソファの傍で着替えるように言った。
「大丈夫、見ないから。」
川口の部屋は仕切りなど無く全体を見渡せてしまう。
「は…はい。恥ずかしいから絶対に見ないで下さいね。」
あおいは川口から背を向けるようにして、脱ぎ始めた。
川口はダンガリーのシャツをあおいに渡した。
少し厚手で透けにくい…そんな配慮からだった。
「お待たせ。」
グラスを持って待っていた川口の横に座ると、 グラスを渡された。
「あおいちゃんの歓迎会だ。来てくれてありがとう。」
シャンパンが溢れないように注いだ。
「宜しくな。乾杯!」
軽くグラスを当てると川口はグラスに口を付けながらあおいを見た。
髪を無造作に束ね、自分のシャツを着た可愛い女性が隣に座っていると思うと胸が高鳴り上機嫌になった。
あおいはパスタを食べると目を輝かせ
「凄く美味しい!こんなの作れちゃうなんて凄いっ」
手際よく料理をしていた川口を思い出していた。
「お料理上手なんですね。」
「一人暮らしが長かったし…忙しいと食事に出掛けるのも面倒で、簡単で美味しいものは作っていたから。」
「本当、美味しいわ。」
あおいの笑顔に川口の目尻は下がりっぱなしだった。
「大丈夫、見ないから。」
川口の部屋は仕切りなど無く全体を見渡せてしまう。
「は…はい。恥ずかしいから絶対に見ないで下さいね。」
あおいは川口から背を向けるようにして、脱ぎ始めた。
川口はダンガリーのシャツをあおいに渡した。
少し厚手で透けにくい…そんな配慮からだった。
「お待たせ。」
グラスを持って待っていた川口の横に座ると、 グラスを渡された。
「あおいちゃんの歓迎会だ。来てくれてありがとう。」
シャンパンが溢れないように注いだ。
「宜しくな。乾杯!」
軽くグラスを当てると川口はグラスに口を付けながらあおいを見た。
髪を無造作に束ね、自分のシャツを着た可愛い女性が隣に座っていると思うと胸が高鳴り上機嫌になった。
あおいはパスタを食べると目を輝かせ
「凄く美味しい!こんなの作れちゃうなんて凄いっ」
手際よく料理をしていた川口を思い出していた。
「お料理上手なんですね。」
「一人暮らしが長かったし…忙しいと食事に出掛けるのも面倒で、簡単で美味しいものは作っていたから。」
「本当、美味しいわ。」
あおいの笑顔に川口の目尻は下がりっぱなしだった。