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乳母…めのと
第5章 乳母…5
「おはようございます。昨夜はご馳走様でした。」
あおいは事務所の机を拭く手を止めて川口に挨拶をした。
今朝もあおいの様子を監視カメラで見ながら身支度をしていた。
あおいは起きると乳房を出し、また母乳を搾っていて、その様子を食い入るように見ていたのだった。
母乳を搾り終えた時のあおいのせつないような表情に胸が痛くなった。
「あおいちゃん、先日送られてきたタブレットを知り合いに解析して貰っているよ。携帯電話のデーターを復元して欲しいとか、暗証番号を知りたいとか依頼は多いんだけど、ああいうのは意外に簡単に見れたりするんだけど、送られてきたのはなかなか難しいようでね。」
「そうなんですか。忙しいのにすみません。」
「いや、それは構わないよ。あおいちゃんに恐怖を与える奴は許せないしから。絶対に犯人を見つけ出すよ。」
力強く川口が言うと
「ありがとうございます。」
あおいは寂しげに笑いながらお礼を言っていた。
「一つずつ解決していこう。」
川口はあおいの頭をポンポンと優しく叩いた。
あおいは事務所の机を拭く手を止めて川口に挨拶をした。
今朝もあおいの様子を監視カメラで見ながら身支度をしていた。
あおいは起きると乳房を出し、また母乳を搾っていて、その様子を食い入るように見ていたのだった。
母乳を搾り終えた時のあおいのせつないような表情に胸が痛くなった。
「あおいちゃん、先日送られてきたタブレットを知り合いに解析して貰っているよ。携帯電話のデーターを復元して欲しいとか、暗証番号を知りたいとか依頼は多いんだけど、ああいうのは意外に簡単に見れたりするんだけど、送られてきたのはなかなか難しいようでね。」
「そうなんですか。忙しいのにすみません。」
「いや、それは構わないよ。あおいちゃんに恐怖を与える奴は許せないしから。絶対に犯人を見つけ出すよ。」
力強く川口が言うと
「ありがとうございます。」
あおいは寂しげに笑いながらお礼を言っていた。
「一つずつ解決していこう。」
川口はあおいの頭をポンポンと優しく叩いた。