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乳母…めのと
第5章 乳母…5
川口はあおいを部屋に連れて帰った。
今自分を必要としてくれている川口の傍に居たいと思った。
「ようこそ、あおいちゃん。」
入口のドアを開けあおいに入るようにジェスチャーをした。
あおいは恥ずかしそうにドアを潜り部屋に入ると、川口はあおいの肩に手を置き、ソファに座るように促した。
あおいがソファに座ると川口はワインとグラスを持って来た。
そしてグラスにワインを注ぐと
「新生活に乾杯〜」
と言いながらグラスを当てた。
川口はあおいの生い立ちからの事を尋ねた。
尋ねたというか、さりげなく生い立ちを語れるように引き出していた。
あおいには身寄りもなくひとりぼっちだということが分かり、あおいの孤独感が痛い程伝わってきたのだった。川口はあおいを抱き寄せ、
「ここがあおいちゃんの居場所だよ。」
と優しくキスをし、そのまま首筋に唇を這わせた。
あおいはアルコールの影響もあり、すんなりも受け入れた。
だんだんとあおいの吐く息が少し荒くなると、川口の背中に回した手に力が入っていた。
今自分を必要としてくれている川口の傍に居たいと思った。
「ようこそ、あおいちゃん。」
入口のドアを開けあおいに入るようにジェスチャーをした。
あおいは恥ずかしそうにドアを潜り部屋に入ると、川口はあおいの肩に手を置き、ソファに座るように促した。
あおいがソファに座ると川口はワインとグラスを持って来た。
そしてグラスにワインを注ぐと
「新生活に乾杯〜」
と言いながらグラスを当てた。
川口はあおいの生い立ちからの事を尋ねた。
尋ねたというか、さりげなく生い立ちを語れるように引き出していた。
あおいには身寄りもなくひとりぼっちだということが分かり、あおいの孤独感が痛い程伝わってきたのだった。川口はあおいを抱き寄せ、
「ここがあおいちゃんの居場所だよ。」
と優しくキスをし、そのまま首筋に唇を這わせた。
あおいはアルコールの影響もあり、すんなりも受け入れた。
だんだんとあおいの吐く息が少し荒くなると、川口の背中に回した手に力が入っていた。