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乳母…めのと
第5章 乳母…5
子猫が甘えて鳴くような声であおいは喘ぎ声を上げていた。切ない鳴き声が部屋に響いていたが、夜が更けると共に鳴き声も小さくなり止んだ。

川口はあおいの乳房を口に含み、あおいは川口の頭を抱き締めながら眠りに入っていた。
あおいの胸の中は温かく柔らかくいい香りがしていた。
この胸の中にずっと埋もれていられたら…
そんな事も思いながら川口は深く眠りについた。


朝目覚めるとあおいの姿が無かった。
身体を起こし部屋中を見渡したが居なかった。

「あおいちゃん?」
川口は呼んでみたが、現れなかった。
テーブルにはスクランブルエッグサラダとパンとコーヒーカップが置かれていた。

1時間経ってもあおいは戻らず、仕方なく事務所に行った。
ドアを開けると
「おはようございます。」
爽やかなあおいの声が響いた。

あ…先に来ていたんだ。

よく考えたらここにいると思うはずなのに、あおいが居なくなってしまったと何故思ったのか不思議だった。
川口は机を拭いているあおいを背後から抱き締め、乳房を揉んだ。

「あっ、か…川口さんっ」

「居なくなってしまったかと思ったよ。昨日のことは夢だったんじゃないかって。」

「そ…そんな…事…始業時間に間に合うように仕事に来たのよ。」

あおいの頭に自分の頬を擦り付けながら、乳房を揉み続けていた。

「も…もう、始業時間です…アッン、ダ…ダメ、ちゃんと…アッン仕事を…」

あおいを自分の方にクルリと向け、唇にキスをした。
ねっとりとしたいやらしいキスを…
そして再びあおいの乳房を掴み揉み続けていた。

コンコン

ドアをノックする音がし、あおいは慌てて川口から離れドアに急いで向かったのだった。





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