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乳母…めのと
第6章 乳母…6
「マ…ン…マ」
隼人が喋り、あおいは大喜びをしていた。
「私の事、ママって!」
「いや、まんまだから、ご飯って意味だよ。」
「違うわよ。ママって。」
「だって、まだママじゃ無いよ?あおいは。」
「え?」
「俺の奥さんじゃ無いから、ママにもなれてないよ。」
佐野はニヤニヤとしながら隼人を抱いていた。
「ママは居ないもんなーだから、まんまだよ。」
「そ…そんな…」
「じゃぁ、本当のママになる?」
「え?」
「俺の妻に…」
「でも…」
「結婚したい。」
「結婚?私と?」
「そう。俺と。」
「こんな私でもいいの?」
「そんなあおいと結婚したい。あおい、愛してるよ。」
ずっと渡しそびれていた香水をプレゼントした。
「多分、出会った時にあおいに恋に落ちたんだ。ずっと一緒に居たいと思っていて、ずっと。今も…これからも。」
「ありがとう。私、隼人君のママにはなりたいけど、佐野さんの奥さんには…」
「え?」
「奥さんよりまず、恋人になりたい。」
その言葉に佐野の表情は明るくなった。
「恋人からでいいよ。勿論!ああ。良かった。」
佐野は隼人を抱いたままあおいを抱き締めた。
「隼人!ママだよ。恋人だけど…もうママでいいよ。ママって沢山言って。パパじゃなくていいからママだよ。ママ!」
隼人が喋り、あおいは大喜びをしていた。
「私の事、ママって!」
「いや、まんまだから、ご飯って意味だよ。」
「違うわよ。ママって。」
「だって、まだママじゃ無いよ?あおいは。」
「え?」
「俺の奥さんじゃ無いから、ママにもなれてないよ。」
佐野はニヤニヤとしながら隼人を抱いていた。
「ママは居ないもんなーだから、まんまだよ。」
「そ…そんな…」
「じゃぁ、本当のママになる?」
「え?」
「俺の妻に…」
「でも…」
「結婚したい。」
「結婚?私と?」
「そう。俺と。」
「こんな私でもいいの?」
「そんなあおいと結婚したい。あおい、愛してるよ。」
ずっと渡しそびれていた香水をプレゼントした。
「多分、出会った時にあおいに恋に落ちたんだ。ずっと一緒に居たいと思っていて、ずっと。今も…これからも。」
「ありがとう。私、隼人君のママにはなりたいけど、佐野さんの奥さんには…」
「え?」
「奥さんよりまず、恋人になりたい。」
その言葉に佐野の表情は明るくなった。
「恋人からでいいよ。勿論!ああ。良かった。」
佐野は隼人を抱いたままあおいを抱き締めた。
「隼人!ママだよ。恋人だけど…もうママでいいよ。ママって沢山言って。パパじゃなくていいからママだよ。ママ!」