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乳母…めのと
第6章 乳母…6
川口の部屋に戻ると
「ごめんなさい。私…ここを…出るわ。」
あおいは川口に謝った。
「何故?」
「本当に私を愛して無いでしょ?私も愛して無いの。」
「いや、愛してるよ。」
「私が悲しむ事を川口さんはしているもの。」
「え?犯人は見つけたよ?嬉しく無いの?」
「ううん。それは…とても感謝しているわ。」
「じゃあ、何?」
あおいは、クローゼットを開け、部屋の防犯ビデオの存在を指摘した。
「知った時、凍りつきました。事務所にもカメラがあったなんて…」
「自分の事務所だし…部屋だし…」
「でも、私には知らされて無かった。セックスしている時も撮られていて、この部屋のベッドまわりのカメラも増えましたよね。」
「そ…それは…」
「処分して下さい。私の目の前で処分して下さい。川口弁護士!」
あおいの目は怒りに溢れていた。
「いつから?知っていたの?」
「来て直ぐに…最初はただの防犯ビデオだと思っていたけど…ずっと撮られていたし…」
「そうか…あおいちゃんが好きだったのになぁ。」
「私も好きになりました。愛していけそうだと思ったけど…でもやっぱり無理で。」
「あいつのとこに行くの?」
「隼人君の所に行きます。」
「あいつが好きなの?」
「好きですけど…私が好きなだけです。」
「ありがとうございました。川口さんには感謝しています。とても。」
あおいは笑顔で言った。
「最後にお願いを…」
「何?」
「おっぱいを触らせて。」
「え?」
「頼む。」
「ん…無理に決まってます。あ、録画したのを消して下さいね。」
あおいは強く念を押した。
「調査費用は、絶対に払いますので請求書送って下さい。あ、ちょっとは負けて下さいね。」
そう言うと、深々とお辞儀をして川口の部屋を出た。
「ごめんなさい。私…ここを…出るわ。」
あおいは川口に謝った。
「何故?」
「本当に私を愛して無いでしょ?私も愛して無いの。」
「いや、愛してるよ。」
「私が悲しむ事を川口さんはしているもの。」
「え?犯人は見つけたよ?嬉しく無いの?」
「ううん。それは…とても感謝しているわ。」
「じゃあ、何?」
あおいは、クローゼットを開け、部屋の防犯ビデオの存在を指摘した。
「知った時、凍りつきました。事務所にもカメラがあったなんて…」
「自分の事務所だし…部屋だし…」
「でも、私には知らされて無かった。セックスしている時も撮られていて、この部屋のベッドまわりのカメラも増えましたよね。」
「そ…それは…」
「処分して下さい。私の目の前で処分して下さい。川口弁護士!」
あおいの目は怒りに溢れていた。
「いつから?知っていたの?」
「来て直ぐに…最初はただの防犯ビデオだと思っていたけど…ずっと撮られていたし…」
「そうか…あおいちゃんが好きだったのになぁ。」
「私も好きになりました。愛していけそうだと思ったけど…でもやっぱり無理で。」
「あいつのとこに行くの?」
「隼人君の所に行きます。」
「あいつが好きなの?」
「好きですけど…私が好きなだけです。」
「ありがとうございました。川口さんには感謝しています。とても。」
あおいは笑顔で言った。
「最後にお願いを…」
「何?」
「おっぱいを触らせて。」
「え?」
「頼む。」
「ん…無理に決まってます。あ、録画したのを消して下さいね。」
あおいは強く念を押した。
「調査費用は、絶対に払いますので請求書送って下さい。あ、ちょっとは負けて下さいね。」
そう言うと、深々とお辞儀をして川口の部屋を出た。