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第4章 乳母…4

「隼君、行ってきますね。パパと楽しくいい子でいてね。」
綺麗に化粧をし、清楚なワンピースを着ていた。耳には可愛いピアスをし、指にはリング、ピアスとお揃いのネックレスをして、隼人を抱きながらあおいが部屋を出てきた。
眩しいくらいに輝いて見えた。

隼人を受け取り、
「気をつけて、行ってらっしゃい。」
目を細め佐野は行った。
「では、行ってきます。」
玄関の外まで隼人を抱いてあおいを見送ったのだった。

「隼人、男二人で今日は楽しもうな！」
佐野は、部屋に戻るとあおいが準備してくれていたお出掛けセットを持ち、ベビーカーに隼人を乗せた。

隼人検診に行き、帰りに頼んだシッターさんに会いに行ことしたのだった。