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この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第6章 第二話【春の日】其の弐 
 真吉は、お逸の髪をいつものようにくしゃりと撫でた後、少し躊躇うそぶりを見せた。訝しげに見つめるお逸の瞳は、どこまでも無垢であどけない。
 次の瞬間、咄嗟に真吉の顔が近付き、お逸の額に軽い口づけを落としていた。愕きに眼を見開くお逸を切なげに見つめる真吉の行動はそれで終わらなかった。真吉の唇がそっと降りてきて、お逸の唇をかすめたのだ。まるで触れたか触れないかのような、羽根のように軽い口づけ。それでも、お逸には確かに真吉の熱くてしっとりとした唇の感触が感じられた。
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