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この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第6章 第二話【春の日】其の弐 
「そうならそうと、早く言ってくれよ。俺はてっきり、お前がこんな花を簪代わりにしろって言われて、がっくりきたんじゃねえかと思っちまったじゃねえか」
「そんなはずないでしょ。私、本当に嬉しい。ありがとう、真吉さん」
 微笑みながらも、お逸は嬉し涙をポロポロと零している。そんなお逸を優しい眼で眺め、真吉もまた笑った。
「お逸は本当に泣き虫だな」
 その口調はいかにも呆れたようだが、まなざしは包み込むようにやわらかだ。
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