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この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第6章 第二話【春の日】其の弐 
「それよりも、東雲には気をつけなんし」
 そして、これは少し逡巡を見せた後、ひと言低声(こごえ)で付け足した。
「お父さんは物判りは良いお人だけれど、腹の中では何を考えてるか判りいせん。くれぐれもそれは憶えておきなまし。おしが婆さんは小うるさいが、見かけよりは存外に人が好い。このことも知っていて、損はないと思いんすよ」
 はい、と、お逸は頷くと、一礼して襖を外側から静かに閉めた。
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