この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第7章 第二話【春の日】其の参
 たった一本の枯れた梅の枝が、今のお逸にとっては何にも勝る宝物なのだ。
 松風はそんなお逸をじいっと見つめていたかと思うと、そっと何かを差し出した。どうやら、お逸が真吉のことを考えている間に、違い棚の小箱から取り出したらしい。
「これをあちきからの餞別と思うて、受け取っておくんなんせ」
「このような立派なお品、私などが頂いてよろしいのですか?」
 お逸は愕きに眼を見張った。
/880ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ