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この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第8章 第三話 【白妙菊の約束】其の壱
 ただ、廓を去る間際、松風はお逸に言った。
―お父さんは物判りは良いお人だけれど、腹の内では何を考えているか判りいせん。
 あのひと言が何故か心の底に引っかかっている。普段は殆ど顔を見ることさえない楼主甚佐だが、たまに廊下などですれ違うときにお逸に向けるまなざしは冷え冷えとし、あたかもお逸の仮の姿なぞとっくにお見通しだといわんばかりの鋭さを帯びているようにすら見える。
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