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この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第10章 第三話 【白妙菊の約束】其の参 
「大丈夫、四半刻くらいなら、何とでも言ってごまかせるから」
 それからほどなくして、妙乃は桜の樹の下で横座りになったお逸の膝を枕にした。本当に構わないのだろうかと思いながらも、春の陽だまりの中では眠気の方が勝り、妙乃はついに眼を閉じる。
「心配しないで、せめて今だけはゆっくりと眠りなさい」
 優しく、それでいながら淋しげなお逸の言葉が、心の奥底に落ちてくる。
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