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この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第11章 第四話【恋月夜】 其の壱
 そんな日が二日ほど続いたある夜のこと。お逸は夕刻の湯浴みの後、おしがから着るようにと渡された着物を見て、戸惑いの表情を浮かべていた。それは、お逸がいつも着る白い夜着ではなく、緋縮緬の襦袢であった。
 まるで鮮血を思わせるような艶やかな紅は、毒々しいほど鮮やかだ。お逸はひとめ見ただけで、こんなものは着たくないと思った。こんな派手な夜着を身に纏えだなんて、おしがは何を考えているのだろうか。こんなものを着るのは、それこそ身体を売る女郎ではないか。
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