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夢で逢えたなら~後宮秘談【怨のものがたり~朝鮮王朝後宮譚改題
第5章 妖婦
「酷(ひど)い味」
 小さく呻いた百花が突如として胸を押さえ、烈しく咳き込み始めた。
「ううっ」
「大丈夫?」
 昌淑が慌てて百花の背後に回り、薄い背中をさすった。
「百花、また痩せちゃったんじゃない?」
 心配そうに言う昌淑に、百花は首を振った。
「昌淑、あれ、あれを」
 途端に昌淑が苦笑いする。薬湯と一緒に運んできた小卓の上には、もう一つの皿があった。薬湯を服用する合間に食べる口直しの菓子である。昌淑が甘い干菓子を百花の口に放り込むと、百花がにっこりとした。
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