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夢で逢えたなら~後宮秘談【怨のものがたり~朝鮮王朝後宮譚改題
第6章 鷺草~真実の愛~

儀式の後、百花は穢らわしいもののように、華やかな衣裳を脱ぎ捨てた。まるで一刻も早く脱いでしまいたいと言わんばかりだ。昌淑に手伝って貰っていつもの女官のお仕着せを着る。
尚宮ともなると、一般の女官の衣裳とは若干異なり、チョゴリの丈が長くなるものの、色も形も地味で動きやすさを重視した制服であるのに変わりはない。
「百花、流石にそれはまずいんじゃない?」
昌淑は必死になって止めたが、百花は今回ばかりは退(ひ)く気はない。
尚宮ともなると、一般の女官の衣裳とは若干異なり、チョゴリの丈が長くなるものの、色も形も地味で動きやすさを重視した制服であるのに変わりはない。
「百花、流石にそれはまずいんじゃない?」
昌淑は必死になって止めたが、百花は今回ばかりは退(ひ)く気はない。

