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初めての快感…身体に教えて…
第3章 初めての調教
「でも……こっちの乃亜ちゃんよりも、今の乃亜ちゃんの方が好きだな」

そう言って彰人さんはスマホを持ってにっ、と笑って私を見つめた。

その仕草と表情にドキッ…としたけど、同時に恥ずかしくなって俯いた。

きっと彼には、私が "そういう女性を演じていたと" お見通しなのだろう。

彰人さんの瞳は全てを見抜いている感じがして、いたたまれない気持ちになった。

これが合コンだったなら、適当に逃げ出せるのに。

今日はまだまだこれからなのに、早くも心に弱音を吐いてしまった。

彰人さんは "今の私が好き" と言ってくれたのに、その返事を上手く返せず、黙ってしまった。

「…………」

ぎゅっ、と服の裾を握る。

なんでもいいから、返事を……そう必死に考えていたら……
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