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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第8章 新たなる人物…
『入部するかしないか…今から決めます』
そう春樹が言い室内を見渡し綾香の側に立ち彼女の腕を掴んで立たせた。
その為彼女が用意していた鉛筆等がカラカラと床に落ちる音。
『!?、何っ…』
綾香は何が始まるのかと座ろうと彼を拒否しようとするも男子と女子では力では負けてしまい、腕をしっかりと握られてしまう。
部長が慌てて春樹を止めようとするも春樹の目つきにひるんでしまう。
『まだ何もしてないのに僕を止めようとするなんて早とちり?嫌味なやつ』
『……』
部長は悔しそうだ。
『石膏模写なんてさ、かったるい。実際他の部員だってそう思ってんじゃないのさ、だ〜から提案』
春樹は綾香を抱きしめキスをした。
茶髪くん以外の…唇の乾いた感触があたしの唇をまあるく噛むような…?
…嫌だ、こんなの嫌っっ
押し返そうとしても背中とお尻に手を当てられてると身動きが出来ない…
茶髪くんとは普通に抱きついたりしてるけど一番最初に触れた時あたしがためらうと離してくれたのに、この人は自分勝手すぎるっ…って数時間前に察知したはずじゃない?
身をかわさなくちゃ…
だけどそんな綾香の考えとはうらはらに春樹が背中とお尻を撫でてまさぐる。
嫌…
気持ち悪い…
密着した身体に探られる手の感触に彼女の頬を涙が伝う。
「イヤ〜」
「かわいそう」
「石膏よりこっちを模写って事?」
「石膏も裸体はあるけど人同士ってなんか生々しいっていうか〜」
「あの2人どういう関係?」
「やらしい模写って集中力に欠けるとかさ…」
そういう周りからの声、そして部長が止めに入るのと綾香が春樹に抵抗するのが同時だった。
『部長としてそんな下心だけの入部は認めるわけにいかないでしょ、帰って』
先ほどまでの歓迎ムードではなく出入り口のドアを指差す。
『…せっかく僕が模写代わりになってあげようと思ったのに分からず屋で頭ガチガチ?セックスに興味ないなんてかわいそう』
春樹は部長を睨み綾香を離し突き飛ばした。
ドアが跳ね返るような勢いで閉められ春樹は出て行った。
綾香が声を我慢しながら涙をハンカチで拭う仕草、うつむきながら立ちあがり力なく座る姿に周りがシンと静まり返る。
『大丈夫?』
部員からかけられる言葉にうなずく彼女だが内心は春樹に罵声を浴びせたい心境で作り物の果物を模写するだけなのだが集中力に欠けたのは言うまでもない。
そう春樹が言い室内を見渡し綾香の側に立ち彼女の腕を掴んで立たせた。
その為彼女が用意していた鉛筆等がカラカラと床に落ちる音。
『!?、何っ…』
綾香は何が始まるのかと座ろうと彼を拒否しようとするも男子と女子では力では負けてしまい、腕をしっかりと握られてしまう。
部長が慌てて春樹を止めようとするも春樹の目つきにひるんでしまう。
『まだ何もしてないのに僕を止めようとするなんて早とちり?嫌味なやつ』
『……』
部長は悔しそうだ。
『石膏模写なんてさ、かったるい。実際他の部員だってそう思ってんじゃないのさ、だ〜から提案』
春樹は綾香を抱きしめキスをした。
茶髪くん以外の…唇の乾いた感触があたしの唇をまあるく噛むような…?
…嫌だ、こんなの嫌っっ
押し返そうとしても背中とお尻に手を当てられてると身動きが出来ない…
茶髪くんとは普通に抱きついたりしてるけど一番最初に触れた時あたしがためらうと離してくれたのに、この人は自分勝手すぎるっ…って数時間前に察知したはずじゃない?
身をかわさなくちゃ…
だけどそんな綾香の考えとはうらはらに春樹が背中とお尻を撫でてまさぐる。
嫌…
気持ち悪い…
密着した身体に探られる手の感触に彼女の頬を涙が伝う。
「イヤ〜」
「かわいそう」
「石膏よりこっちを模写って事?」
「石膏も裸体はあるけど人同士ってなんか生々しいっていうか〜」
「あの2人どういう関係?」
「やらしい模写って集中力に欠けるとかさ…」
そういう周りからの声、そして部長が止めに入るのと綾香が春樹に抵抗するのが同時だった。
『部長としてそんな下心だけの入部は認めるわけにいかないでしょ、帰って』
先ほどまでの歓迎ムードではなく出入り口のドアを指差す。
『…せっかく僕が模写代わりになってあげようと思ったのに分からず屋で頭ガチガチ?セックスに興味ないなんてかわいそう』
春樹は部長を睨み綾香を離し突き飛ばした。
ドアが跳ね返るような勢いで閉められ春樹は出て行った。
綾香が声を我慢しながら涙をハンカチで拭う仕草、うつむきながら立ちあがり力なく座る姿に周りがシンと静まり返る。
『大丈夫?』
部員からかけられる言葉にうなずく彼女だが内心は春樹に罵声を浴びせたい心境で作り物の果物を模写するだけなのだが集中力に欠けたのは言うまでもない。