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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第10章 卒業…
春樹が立ち去り、従姉妹はそんな女子なんかほっとけと言わんばかり中川の腕を掴んで頬にキスをする。
『離せよ、綾香今の話本当か?本当か嘘かはっきり言ってくれっ!』
中川の顔は怒りで真っ赤になっている。
『嘘よ、何もかもっ』
綾香も叫ぶ。
『そんなこと、本当の事でも嘘だって言っておけば悪者にならないで済むじゃない、悠哉くんそんな事もわからないの?』
従姉妹は胸を彼に押し当てた。
『離せよっ!気分悪いっ!綾香、本当にどうなんだよっ!』
叫んでいた。
『嘘だと言っているのに信じてもくれないの?そんなの…そんなの…』
涙が頬をつたう。
『俺が悪いのか?…もういい…』
中川は上着を拾い歩きだした。
その後を従姉妹が追い腕を絡ませた。
もういい…
もう瑞穂大も行かない…
受けた他の三流大学に行こう…
最悪の卒業式…
綾香は体育館周りを歩き出し汗臭い誰のものかもわからないジャージに着替え制服はそのへんになげられていたレジ袋に無造作に突っ込んで結んだ。
外の校庭では森部家と中山家の家族だけが残り綾香を待っていた。
『ジャージ?臭いわ…』
『制服は?』
のり子と稜が心配する。
『転んだの…』
綾香には本当らしい嘘に聞こえる、今ではその転んだという言葉がありがたく思える。
なぜならば他の嘘等浮かばないからだ。
『綾香写真、写真、楓さんと待っていたんだから、慎吾くんも一緒に』
のり子は待ってもらった中山家の2人に申し訳なく写真を急かした。
『いらない…』
綾香のそんな声も聞こえていないらしい。
最悪の卒業写真になった。
『ジャージ?筋トレでもするか?俺もやっぱジャージ着て来れば良かった〜』
慎吾は脳天気に羨ましがる。
もう彼氏等いらない…!
綾香は中川悠哉を電話帳から消した。
『中川くんは?』
『これないって連絡あったから…』
そんな嘘を言いパーティーは中川悠哉抜きで行なわれ何でもないフリをするのが苦痛で最悪のお祝いになった。
『お母さんお父さん瑞穂大には行かない…』
中川といえば森部家の外でノックしようか悩み1時間いたところで諦めて帰っていった。
2人の恋は散っていってしまった……!
✿ ✿ ✿
綾香は三流大学に入学したが茶髪をみると振り返り落ち込む。
忘れてはいなかったが忘れないといけない恋…
〜完〜
『離せよ、綾香今の話本当か?本当か嘘かはっきり言ってくれっ!』
中川の顔は怒りで真っ赤になっている。
『嘘よ、何もかもっ』
綾香も叫ぶ。
『そんなこと、本当の事でも嘘だって言っておけば悪者にならないで済むじゃない、悠哉くんそんな事もわからないの?』
従姉妹は胸を彼に押し当てた。
『離せよっ!気分悪いっ!綾香、本当にどうなんだよっ!』
叫んでいた。
『嘘だと言っているのに信じてもくれないの?そんなの…そんなの…』
涙が頬をつたう。
『俺が悪いのか?…もういい…』
中川は上着を拾い歩きだした。
その後を従姉妹が追い腕を絡ませた。
もういい…
もう瑞穂大も行かない…
受けた他の三流大学に行こう…
最悪の卒業式…
綾香は体育館周りを歩き出し汗臭い誰のものかもわからないジャージに着替え制服はそのへんになげられていたレジ袋に無造作に突っ込んで結んだ。
外の校庭では森部家と中山家の家族だけが残り綾香を待っていた。
『ジャージ?臭いわ…』
『制服は?』
のり子と稜が心配する。
『転んだの…』
綾香には本当らしい嘘に聞こえる、今ではその転んだという言葉がありがたく思える。
なぜならば他の嘘等浮かばないからだ。
『綾香写真、写真、楓さんと待っていたんだから、慎吾くんも一緒に』
のり子は待ってもらった中山家の2人に申し訳なく写真を急かした。
『いらない…』
綾香のそんな声も聞こえていないらしい。
最悪の卒業写真になった。
『ジャージ?筋トレでもするか?俺もやっぱジャージ着て来れば良かった〜』
慎吾は脳天気に羨ましがる。
もう彼氏等いらない…!
綾香は中川悠哉を電話帳から消した。
『中川くんは?』
『これないって連絡あったから…』
そんな嘘を言いパーティーは中川悠哉抜きで行なわれ何でもないフリをするのが苦痛で最悪のお祝いになった。
『お母さんお父さん瑞穂大には行かない…』
中川といえば森部家の外でノックしようか悩み1時間いたところで諦めて帰っていった。
2人の恋は散っていってしまった……!
✿ ✿ ✿
綾香は三流大学に入学したが茶髪をみると振り返り落ち込む。
忘れてはいなかったが忘れないといけない恋…
〜完〜