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女教師にバレリーナにさせられた少年の話
第2章 めざめ
どんな言葉かけられるんだろう? 叩かれたりするんだろうか?

そうしたら泣いてしまうのかな?

それともグッと我慢して目や鼻を真っ赤に染めるんだろうか?

「僕も舞ちゃんみたいなバレエ少女になりたい…」

考えているうちに

また僕は感情が抑えられず、行為に耽ってしまった。

「バレエを踊りたい」
「厳しいレッスンを受けたい」

身勝手で不純な感情なのはわかっている。
ただどうしてもバレエへの憧れは尽きなかった。

それから1週間後、僕は母に頼み込んだ。

猛烈な説得と、母が元来バレエやオペラ鑑賞が趣味だったことも手伝って
なんとかバレエ教室に通えることになった。

その教室は駅前通りの古いビルの中にあった。
昔は会社があったらしいけど、改装してバレエ教室にしたらしい。

「ようこそ、今日は見学でよろしかったですか?」

出迎えてくれたのは30歳くらいの女性だった。
ひっつめ髪で七分丈のトップスに赤いスカートを履いている。
とても綺麗だったけれど芯の強そうな印象だった。

僕らは稽古場に案内され小学5年生のクラスを見学させてもらった。

初めてのバレエのレッスンは本で見るよりずっと美しく、迫力があった。

生徒の中には男の子は1人もいなかった。

先生は最初の方は優しい様子だったけど、レッスンが進むにつれて口調が少しずつ強くなっていった。

「肩下げてー。下向かない!もっと音楽を感じなさい!」

「グランバットマン!元気よく!頭より上に上げて!」

女の子たちも必死で食らいついてく。

バーレッスンが終わると所々で「ハァ、ハァ」と息が切れる声が漏れていた。
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