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女の子ママになりたいもん…
第1章 女の子ママになりたいもん…

「どうしたのかなぁ…大きなため息をついていたみたいだけど…」
「ねえあなた…」
「どうしたの?」
「真規子…切ないの…」
「切ないの…って?」
「(長男)夫婦が赤ちゃんをあやしているところや(長男)夫婦がイチャイチャしているところを見ていたら…真規子…真規子…」
「切ないから…どうしたいのかなぁ…」
「あのねあなた…真規子ね…赤ちゃんを産みたいの…」
(ブーッ!!)
ゴルフウェア姿のダンナ(47歳・管理職)は、アタシが赤ちゃんほしいと聞いたとたんにのみかけのエスプレッソを吹き出してしまった。
「ゴホゴホ…なあ…さっき何て言うたのかなぁ…」
「赤ちゃんほしいの…」
「えっ?」
「えっ…じゃなくてぇ…真規子、赤ちゃん産みたいの…」
「赤ちゃん産みたい…」
「うん…」
「どうしたんだよ…(長男)は結婚、(次男)は横須賀の自衛隊の高校へ進学をして自立をしたので…育児は完全に終わったのに、どうして急に赤ちゃんがほしいと言うのかなァ。」
「それは…男の子ママとしての育児が終わったの…真規子は、女の子のママになりたいから赤ちゃんがほしいのよ!!」
「女の子ママ…」
「真規子!!女の子の赤ちゃんを産みたいもん!!女の子ママじゃないとイヤなの!!女の子の赤ちゃんを産みたいもん!!」
ダンナは、少女のような声でだだをこねていたアタシにこう言うた。
「ねえあなた…」
「どうしたの?」
「真規子…切ないの…」
「切ないの…って?」
「(長男)夫婦が赤ちゃんをあやしているところや(長男)夫婦がイチャイチャしているところを見ていたら…真規子…真規子…」
「切ないから…どうしたいのかなぁ…」
「あのねあなた…真規子ね…赤ちゃんを産みたいの…」
(ブーッ!!)
ゴルフウェア姿のダンナ(47歳・管理職)は、アタシが赤ちゃんほしいと聞いたとたんにのみかけのエスプレッソを吹き出してしまった。
「ゴホゴホ…なあ…さっき何て言うたのかなぁ…」
「赤ちゃんほしいの…」
「えっ?」
「えっ…じゃなくてぇ…真規子、赤ちゃん産みたいの…」
「赤ちゃん産みたい…」
「うん…」
「どうしたんだよ…(長男)は結婚、(次男)は横須賀の自衛隊の高校へ進学をして自立をしたので…育児は完全に終わったのに、どうして急に赤ちゃんがほしいと言うのかなァ。」
「それは…男の子ママとしての育児が終わったの…真規子は、女の子のママになりたいから赤ちゃんがほしいのよ!!」
「女の子ママ…」
「真規子!!女の子の赤ちゃんを産みたいもん!!女の子ママじゃないとイヤなの!!女の子の赤ちゃんを産みたいもん!!」
ダンナは、少女のような声でだだをこねていたアタシにこう言うた。

