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会えたらいいな…
第3章 後悔 ~失ったもの~
バカみたい
こうなること わかっていたのに
相原が好き 余計 実感してしまう
「キス、しちゃったね」
こわい
どうしよう……このまま、奪われちゃう
処女じゃなくなる
「いや!」
蹴飛ばし、部屋をでる
――――ドンッ――――
「きゃっ」
「あっ、悪ぃ 。」
さっき、 部屋を出ていった 彼の友達に
ぶつかって しまった
「ごめん」
何やってるんだろう
そう思った だけで 涙が出てくる
「しいな、どうしたの?!」
別の部屋から 私の親友の 彩(あや)
が出てきて 頭を撫でてくれた
そのあとは、
彩の 肩で泣き
彼とは 顔をあわせないで 彩と一緒に帰った
次の日
学校に行ったら
彼の友達に聞かれた
「昨日、キスしてたろ
声 駄々漏れだったぞ」
そんなこと聞かない出でよ