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ダブル不倫 〜騙し、騙され
第4章 朝シャワー
チッ、チッ、チッ……。壁掛け時計の秒針が進む音で、優子は目を開いた。顔を上げる。ドレッサーの鏡に腫れぼったい自分の顔があった。床には優子の蜂蜜を纏ったロータと小さなスイッチボックスが転がっている。
――アノあと、寝ちゃったんだ。
午前四時三十七分。カーテンから見える外はまだ暗い。時々、通るバイクの音は新聞配達のバイク。どこかの遠くで救急車のサイレンが聞こえる。
ベッドに目をやる。修一はスヤスヤと眠っている。アラームの時間は六時だ。修一が目を覚ます時間には少し早すぎる。
優子は大判のタオルで身体に纏い、バスルームに入った。
――アノあと、寝ちゃったんだ。
午前四時三十七分。カーテンから見える外はまだ暗い。時々、通るバイクの音は新聞配達のバイク。どこかの遠くで救急車のサイレンが聞こえる。
ベッドに目をやる。修一はスヤスヤと眠っている。アラームの時間は六時だ。修一が目を覚ます時間には少し早すぎる。
優子は大判のタオルで身体に纏い、バスルームに入った。