この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ダブル不倫 〜騙し、騙され
第4章 朝シャワー
「ふうっ……」
優子がシャワーを終えると、ベッドルームのドアが開いた。
五時四十五分。
まだ、目覚まし時計は鳴っていないはずだ。トイレから出た修一はペタペタとバスルームに入った。
――修一さんが朝からシャワー?
修一は夜に風呂に入ることや、服を脱ぐことさえ面倒な性格だ。スラックスのときはともかく、ジャージ姿のときなどジャージ下、トランクス、靴下と、それはまるで昆虫の脱皮のようだ。
ベッドルームを覗いた。
いつも枕元に置いてある彼のスマートフォンがなかった。修一はスマートフォンに頓着しないのだが。
――スマホ、出掛けるときさえ、よく忘れるのに……。洗面所にまで?
優子がシャワーを終えると、ベッドルームのドアが開いた。
五時四十五分。
まだ、目覚まし時計は鳴っていないはずだ。トイレから出た修一はペタペタとバスルームに入った。
――修一さんが朝からシャワー?
修一は夜に風呂に入ることや、服を脱ぐことさえ面倒な性格だ。スラックスのときはともかく、ジャージ姿のときなどジャージ下、トランクス、靴下と、それはまるで昆虫の脱皮のようだ。
ベッドルームを覗いた。
いつも枕元に置いてある彼のスマートフォンがなかった。修一はスマートフォンに頓着しないのだが。
――スマホ、出掛けるときさえ、よく忘れるのに……。洗面所にまで?