この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
親愛なるご主人さま
第16章 沙耶香の調べ
 両手を背中の後ろに縛られているため、口のみでの奉仕だ。手を添えてできないのが沙耶香にとっては忌々しいハンデとも言えた。
 2日前に細井に無理やりさせられ生まれて初めて体験した拙い口奉仕であったが、黒磯のモノは徐々に硬くなった。沙耶香の唇に塗られた媚薬入りの口紅はしゃぶられる男の方にも効能を発揮して隆起に勢いを増した。

「下手なフェラだな!舌をエラに絡ませるんだ」

 黒磯はそう言いつつも沙耶香の奉仕の拙さが初々しく可愛く感じ、これからSMプレイの数々をウブな奴隷に徹底的に教え込んでゆく日々を思うと、期待にワクワクとしてきて興奮度が増した。

 奉仕を続ける沙耶香は、命じられたとおり咥えてしごくように動かすだけではなく舌先を回すようにしてピチャピチャと音を立て亀頭に絡ませた。そうすると口の中のモノが固くなってぐんと大きくなり血管が筋を立ててピクピクしているのがわかった。

「よーし、その調子だ。いいぞぉ」

 黒磯に褒められ、手で頭を撫でられると沙耶香は素直に嬉しい気持ちに満ちて腰を振ってしまった。
 マゾ奴隷として洗脳されはじめた沙耶香の頭には、事業が破綻して追い詰められた父や優しく美しい母のことや大学の友達、ピアニストになる夢すらも既に飛んでいた。
 目の前にある隆々とした黒磯の男根が全てであった。細井に躾けられた目を開けて奉仕することを思い出して口に咥えながら黒磯の顔を見上げた。マスク越しにご主人様である黒磯が笑み浮かべ見下ろしてくれた。目があうと沙耶香の嬉しさは倍増した。

 沙耶香は嬉しさが高まって何か言葉を発したくなり、思わず口を男根から離してしまった。すると「さぼるな。続けろ!」と叱られ、平手で尻をピシャリと打たれた。

「ぁああん・・・」

 数分前までステージ上で玲子の鞭に打たれたときの悲鳴に比べると艶っぽい響きのある啼き声に変わっていた。跪いた両足の狭間からは喜びを示す愛液がトロリと溢れ、床に糸引いて垂れた。

 沙耶香の淫靡で官能溢れる有様に黒磯のたぎった股間も爆発寸前だった。

/321ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ