この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第7章 詠美の『仕込み』の再開
美奈緒はひとり、全身鏡に映った自分の姿をまじまじと眺めていた。
美奈緒が身に付けているのは、黒い下着の上下だけだった。
まともな布で隠れているのは乳首周辺だけで、それ以外の部分は薄いレース生地で覆われ、乳房の形も白さも透けて見えているブラジャー。
同じく局部以外は透けるレースで編まれた小さなパンティ。
裾に付いたフリルレースがふんわりと尻を覆っているが、もちろんこれも素肌を透かす生地だ。
かわいらしいが、見るものと着るものの劣情を煽るためにデザインされた下着。
バスルームを出ると、脱衣所にこの下着が畳んで置いてあった。
これを着て部屋で待っているように言われ、美奈緒は裸体にバスタオルを巻いてあのベッドとモニターのある部屋に戻ると、ためらいつつもこの卑猥な下着を身に付けたのだった。
部屋に脱ぎ散らかした(というか、脱がされ散らかした)はずの自分の制服と下着は、誰かが片付けたらしく見当たらなかった。
ベッドのシーツも取り替えたようで、この上で淫らな行為が行われたことなど嘘のようにシワひとつなく綺麗な白さを見せている。
ここで眠っていたはずの詠美の姿もなくなっていた。
別の部屋に移動してからバスルームへ行ったのか、それとも、まだどこかで撮影の続きをしているのだろうか。