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【台本】独占欲に捕らわれて
第2章 逃げないで
男:1
女:1
山奥の別荘
千聖:「まさかその歳で別荘持ってるだなんて思わなかったわ。ところで、壁に並んでるそれはなにかしら?」
紅玲:「この箱はオレに酷いことを言うチサちゃんの口を縫うための裁縫道具で、このチェーンソーはオレから逃げようとしたり、拒絶する手足を切り落とすためにあるんだよ」
千聖:「冗談、よね……?」
紅玲:「冗談だと思ってるなら、試してみれば? ほら、いつもみたいにオレのことが大っ嫌いって、言ってごらん?」
千聖:「嫌よ、まだ死にたくないもの……」
紅玲:「あっはは、それは賢明な判断だね。さて、この1週間、チサちゃんは五体満足でいられるかな?」
女:1
山奥の別荘
千聖:「まさかその歳で別荘持ってるだなんて思わなかったわ。ところで、壁に並んでるそれはなにかしら?」
紅玲:「この箱はオレに酷いことを言うチサちゃんの口を縫うための裁縫道具で、このチェーンソーはオレから逃げようとしたり、拒絶する手足を切り落とすためにあるんだよ」
千聖:「冗談、よね……?」
紅玲:「冗談だと思ってるなら、試してみれば? ほら、いつもみたいにオレのことが大っ嫌いって、言ってごらん?」
千聖:「嫌よ、まだ死にたくないもの……」
紅玲:「あっはは、それは賢明な判断だね。さて、この1週間、チサちゃんは五体満足でいられるかな?」