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イタズラ な いじめ
第5章 友達
「ごめん、ちょっと散らかってる」
本当に散らかってる
洗濯物は脱ぎっぱで 畳まれてないし
どれが 洗ったもので、脱いだものか
「散らかり過ぎかも」
マンガが 拡げてあったり
教科書がバラバラ
「何処から 片付けたらいいか ―――」
時間が もうすぐ 夕飯の時間だ
「夕飯って作れる?」
「得意だよ♪」
「じゃあ、私が片付けてる間に
何か作って? 美味しいものね…」
「はーい」
キッチンは大丈夫かな
洗ってない お皿がありそう
まずは、教科書とマンガをしまいますか
床は かろうじて 歩けるし
床のものを どかしてから 掃除機かけよう
何か 親近感わくな
弟の部屋に 来たみたい
お兄ちゃん達 どうしてるかな
心配してたりして………
特に 勝お兄ちゃんは 過保護だから
会いたくなっちゃう
掃除をしてると
どんどん家族の事を思い出す