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本日も中出し日和
第10章 コロナにて
「お父ちゃん今月稼ぎ減るわ。こんな時やのにごめんな」



 ダンナは腕の中の4人目に謝りながら、ユラユラ揺らしてあやしてくれた。
 それを見ていた3人目が「自分も抱っこして」とダンナの膝によじ登り、2人目もうらやましがって旦那の肩にまとわりつき、1人目は下3人に振り回されてる姿を面白がって旦那の背中に抱き着く。


「4人同時はダメぇ、こわれちゃう〜」


 ふざけたことを抜かしながらも、ダンナは実に幸せそうだ。


 子供が1人増えるごとに、旦那様の子煩悩がヒートアップしてる気がする。
 4人目がデキて1番驚いたのは、長年やめるにやめられずにいた煙草を、ダンナがついにやめたことだ。
 子供の力とは偉大である。



「あー、俺が5人の父親になるんかぁ」



 子供達が寝静まってから、ダンナは炭酸水で晩酌しながら呟いた。


「マジで稼がなあかんなぁ」


 想定外の妊娠だっただけに、ダンナは頭を抱えている。


「なんぼでも金が消えてく時期やのに、コロナで現場が止まってしまうなんてなぁ…」



 夫婦で溜息をつく。
 4人目はミルクを飲ませたばかりで、よく眠っている。


「ただでさえコロナで仕事減ったりしてんのになぁ。どないしよかな〜」



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