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『Room 』
第2章 夏のイベント
ピーク時でもメンバーの入れ替えは無かった。
自分達はともかく、洋平達の事が噂になるのは危険だ。
こいつらは今、その大学に通っているのだから…。
「まぁ、噂だな。至って普通にお付き合いしてますから。」
洋介は、普通を装い笑って誤魔化した。
真理子は、少し考える様な仕草をしたあと
「ははは、だよね。
あっじゃあ、わたし帰るね!ありがとう。」
と言って、膝を叩いて笑顔向けながら立ち上がった。
「おう。気をつけて」
「うん。」
洋介は手を振りながら、去っていく真理子を見送りながらため息をつく。
『あの女。要注意だ。』
突然ヨーヘイの声が、した。
「お前!起きて…?あ?寝るなっ家まで歩けっ」
一言言うと、またスヤスヤ寝息をたて始めた洋平を揺すりながら起こしてみるが、無駄に終わった。
「くそ…」
仕方がないので、洋平をおぶって帰路についた。
―自業自得とはいえ、災難だ。
自分達はともかく、洋平達の事が噂になるのは危険だ。
こいつらは今、その大学に通っているのだから…。
「まぁ、噂だな。至って普通にお付き合いしてますから。」
洋介は、普通を装い笑って誤魔化した。
真理子は、少し考える様な仕草をしたあと
「ははは、だよね。
あっじゃあ、わたし帰るね!ありがとう。」
と言って、膝を叩いて笑顔向けながら立ち上がった。
「おう。気をつけて」
「うん。」
洋介は手を振りながら、去っていく真理子を見送りながらため息をつく。
『あの女。要注意だ。』
突然ヨーヘイの声が、した。
「お前!起きて…?あ?寝るなっ家まで歩けっ」
一言言うと、またスヤスヤ寝息をたて始めた洋平を揺すりながら起こしてみるが、無駄に終わった。
「くそ…」
仕方がないので、洋平をおぶって帰路についた。
―自業自得とはいえ、災難だ。