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『Room 』
第4章 焦らされたい女

「ふぅん。じゃあ、脱いで。」

洋介は、百合子の前に立ち脱衣を命じる。

百合子は素直に服を脱ぎ始めた。
ワンピースを着ている百合子は肩からスッポリと脱ぎ落とす。

スルリと落ちたワンピースの下には、卑猥な光景があった。

下半身にバイブが差し込まれていて、下着が透けている。

『ほぅ、これはまた…』

「や…見ないでぇ」

言葉とは裏腹に表情は恍惚としている。

「ちょっとね、街を歩かせて見た。」

芝浦が命じたのか、説明を入れた。

「そのまま足を開いて、よく見せてごらん?」

洋介は、百合子の後ろに回ると開いた足の付け根に手を這わす。

「はっぅ…」

百合子は顔を伏せ、恥ずかしそうに甘い吐息を吐く。

「ヨーヘイ、ハサミ持ってきて。」

ヨーヘイにハサミを貰い、百合子の下着を切り取った。

支えを失ったバイブが、ヌルリと床に落ちる。

「いや…」

快楽が無くなった百合子が、物欲しげに床のバイブを見る。

洋介は、百合子の耳に口をつけそっと囁く。

「クリトリスを摘まんで?」

自慰行為を命じられ、ピクッと百合子が反応する。

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