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第7章 ミッション！

その頃、彼らは最後の挿入をする場面になっていた。

『｢｢…はぁ……｣｣』

彼らを見た芝浦、洋介、ヨーヘイの3人は深くため息をついた。

二人は自分達の世界に入っていて聞こえていない。

そしてフィニッシュ。

「はぁ…はぁ…はぁ…どうですか？」

彼氏は、やってやった感を顔に貼り付け此方を振り返る。

「う、うん…」

芝浦も困惑していた。

『クックッ…。お前ら、酷いな。』

ヨーヘイは、話にならないと鼻で笑う。

「な！」

彼氏は、自信があったのだろう。怒りを向けた。

『まず、お互いが相手の気持を分かっていない。男は女を気持ちよくさせてないし、女もマグロ。さらに、演技が酷い。』

ニヤリとしつつ、ダメ出しをする。

「どういうことよ！！」

彼女も怒りだした。

「同感だ…。」

洋介もヨーヘイに同意する。

「おい…演技って…？」

彼氏は彼女に問い詰める。

『気づかなかったのか…』

ヨーヘイは呆れて、頭をふる。

『彼氏、女に触っても？女も、触られて大丈夫か？』

ヨーヘイは、立ち上がりながら二人に聞く。

「…ああ」

「え？嫌よっ！まー君以外に触られたくない！」

「みか。演技って？」