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『Room 』
第7章 ミッション!
「なん…で…」
男の方は切なそうに顔を歪め、ヨーヘイを見る。
『同じように女に触れてみろ。』
質問には答えずに顎で促す。
彼氏は黙って頷くとヨーヘイを真似して彼女に触れる。
「ひぁ…」
小さく悲鳴上げる。
みるみるうちに泣きそうな顔になっていった。
洋介と彼氏からの愛撫に局部に触れて欲しいと身体をくねらせている。
ヨーヘイは彼氏の耳元に口を寄せ、こっそりと囁く。
『もういいだろう』
洋介もそれが聞こえたのか、手を離す。
「「あ」」
二人して完全に手が離され、物欲しげに手に視線を向けた。
『芝浦。分かったか?』
「はぁ…ぅ…ダメだ…検討…もつかない…」
苦しげに答える芝浦を見て、真理子に頷く。
真理子は、芝浦の弱点を発見したのかうっすらと笑みを浮かべていた。