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血縁の鎖
第1章 もう、限界なんだ……sideb ※R18
そんな俺に不思議に思ったのか、
「桔梗……?」
と、震えた声で聞きながら、自分の体に目を向ける。
「……き、桔梗……?
……これは何?……どうなってるの……?」
現状を把握できないのか、それともしたくないのか、震えた声で聞いてくる妹。
そんな彼女に再度、不敵に笑ってみせる。
「わからないのか?
お前は俺に犯されてるんだよ。
……桜」
耳元で囁くと、ビクッと体を反応させた。
さっきは寝ている桜に対してやっていたから、起きている状態で彼女が自分に反応しただけで、興奮する。
「……どうして……?
どうしてこんなことっ……!!
私たちキョウダイなのにっ……!!」
段々と声を荒げていく妹はやっと現状を理解できたようだ。