この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
血縁の鎖
第1章 もう、限界なんだ……sideb ※R18
桜の言っていることは全て正しい。
妹に対してこんな愛情を抱いている自分がおかしいことなんて、桜に言われる前からわかっていた。
体を起こして、逃げようとする桜の二の腕をベッドに押し付ける。
「やだっ!! 離してよっ……!!」
力ずくで押さえつけた彼女の耳に口を近づけて囁く。
「……無理だ。
桜……ずっとお前のことが好きだったっ……!!
だからどんなに拒まれても、
もう…やめることなんてできない」
言い切ると彼女の耳をいやらしく舐める。
「……はぁ……ん……やっ……やめ……っ…」
……クチュクチュ……チュク……ジュゥ……。
「……嫌がってるのに、感じてるの?
桜はいやらしいね」