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降りしきる黄金の雫は
第13章 13 並木道
「シイちゃんってどうして消えたんでしょう」
「もう求められなくなったからだろう」

「そういうものですか」
「こちらから意図的に与えることはないからな」

林田さんのお父さんは戦後の食糧難をシイちゃんのおかげで生き抜いたが、復興すると椎の実はもう必要になかったのだ。

「桂さんはずっと居てくれますか?」
「ああ、お前が求める限り」
「よかった。じゃあずっとです」

桂さんの眼差しが今日見たご隠居のそれに似ている気がした。
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