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ご褒美はキミ
第8章 欲しいのはキミ ①
豊先輩は全身真っ赤になって胸を押さえていた。
高志先輩も少し赤くなった顔を片手で隠している。
肩に感じる重みは充輝先輩の頭。


な、なんで……?
したい…って、いった……から?

でも、どう…して……?


しばらくすると豊先輩がもがき始めた。

「も、もう……もう……、無理……」

高志先輩はそんな豊先輩をチラリと見て、何か考え始めた。
充輝先輩は肩に頭を乗せたまま動かない。

……ううん、胸を包み込んでいる手だけは、しっかりと動いている。
胸の形が変わるくらい押し潰したり強く握ったりしながら、指の間からはみ出た乳首を挟んでは小刻みに動かしている。


「ぁんっ…はっ……ぅっ……」

甘い刺激を受けて、収まりかけていた熱があっという間に甦る。

「……分かってる?」

高志先輩が太股の間に手を滑り込ませた。
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