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ご褒美はキミ
第4章 絶対に従うこと
「ありがとうございます。どうしたんですか?急に……」
心臓はまだ煩いくらいに鳴っているけれど、なんとか落ち着いた声を出せた。
充輝先輩は手にしていた指令カードをヒラヒラと振る。
“愛の告白をする”
あっ、なんだぁ。
……なんだぁって何!?
「俺だって、真帆が好きだぞー」
「……俺も真帆が好きだ」
豊先輩の告白に、高志先輩が続いた。
「何だと!?俺は世界で一番大好きだっ」
「俺の愛には負けるけどな」
充輝先輩がふふんっと鼻を鳴らす。
好きって連呼されて、心臓が持ちそうになかった。三人とも冗談で言い合っているだけなのに。
「負けてるのは、充輝だろ。俺はメイド服着てもらってるんだぞ。最強だ!」
豊先輩は寝転んだ体勢のまま、無理矢理胸を張った。
心臓はまだ煩いくらいに鳴っているけれど、なんとか落ち着いた声を出せた。
充輝先輩は手にしていた指令カードをヒラヒラと振る。
“愛の告白をする”
あっ、なんだぁ。
……なんだぁって何!?
「俺だって、真帆が好きだぞー」
「……俺も真帆が好きだ」
豊先輩の告白に、高志先輩が続いた。
「何だと!?俺は世界で一番大好きだっ」
「俺の愛には負けるけどな」
充輝先輩がふふんっと鼻を鳴らす。
好きって連呼されて、心臓が持ちそうになかった。三人とも冗談で言い合っているだけなのに。
「負けてるのは、充輝だろ。俺はメイド服着てもらってるんだぞ。最強だ!」
豊先輩は寝転んだ体勢のまま、無理矢理胸を張った。