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ご褒美はキミ
第6章 麻痺していく
逃げようとしても、高志先輩の舌は巧みに追いかけてきて、簡単に捕まってしまう。
だ…め……
たっぷりと舌を絡ませてもてあそんでは、また口移しされた。
口から滴り落ちていくリキュールは、充輝先輩に舐め取られる。
繰り返される行為にすっかり酔っ払っていた。
それでも、
大事なとこさわられて……
こんな格好して、
ぼんやりする頭でなんとか理性を働かせようとした。
こんなキス……して……
「ぁふっ…ま、まちが……ってる」
先輩たちの動きが一瞬だけピタリと止まった。
「……何が?」
充輝先輩が再び首に舌を這わせる。
「だ、だって……」
「だって……なに?」
「だっ…て…」
ちゃんと説明したいのに、言葉が出てこない。
私たちがしているこの行為は、間違っている。
それは、間違いないのに……。
だ…め……
たっぷりと舌を絡ませてもてあそんでは、また口移しされた。
口から滴り落ちていくリキュールは、充輝先輩に舐め取られる。
繰り返される行為にすっかり酔っ払っていた。
それでも、
大事なとこさわられて……
こんな格好して、
ぼんやりする頭でなんとか理性を働かせようとした。
こんなキス……して……
「ぁふっ…ま、まちが……ってる」
先輩たちの動きが一瞬だけピタリと止まった。
「……何が?」
充輝先輩が再び首に舌を這わせる。
「だ、だって……」
「だって……なに?」
「だっ…て…」
ちゃんと説明したいのに、言葉が出てこない。
私たちがしているこの行為は、間違っている。
それは、間違いないのに……。