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私は・・・Mでした
第10章 誓い
3枚目は婚姻届だった
既に颯太さんの名前等が記入されていた

それを目にしたら嬉しくて涙が止まらなかった
奴隷契約書と誓約書を読んだ時も嬉しいはずだったのに涙は出なかった

奴隷でいたい私と女の子としての私
二つの気持ちがあった

「瑞希、やっぱり無理なのか?」

「違います
私は、颯太さんの奴隷、颯太さんの奥さんのどちらも求めていただけです
ご主人様がどちらかを捨てろと言うなら、私はできます」

「瑞希にあんなこと言ったり、誓約書見せたけど、本当は瑞希にあんなことさせたくない気持ちもある。
だけど、調教が始まると自分の気持ちをコントロールできなくなってしまう。
俺の事をわかってほしい」

「颯太さんの気持ちわかります
私も同じです
本当は颯太さんの前では普通の女の子でいたいです。でも、始まると気持ちが高まって・・・

颯太さん、私はあの紙、全てにサインします。
あとは、その日、その場の気分による調教ではダメですか?
私が颯太さんの奴隷でいることには変わりはないから・・・」

「瑞希はそれで良いのか?」 

「はい
私は颯太さんの妻と奴隷でいたいんです」
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