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先生〜梨花に捧げるセレナーデ〜
第14章 卒業
そして卒業式

バレー部全員、部室の前で大石先生と集まってワイワイやっていた

最後の最後の思い出が欲しい。。。

渡せなかったノートを1枚ちぎって手紙を書く

先生、今日で星ヶ丘高校を卒業します。
先生からも卒業します
最後の思い出に
一度だけ会って頂けませんでしょうか?
そう綴った後、
明日の夕方にとある体育館へ来てほしいと場所と時間を書いた


その体育館は初めて先生の試合を見に行った場所。



手紙を先生の車のワイパーに挟んで、星ヶ丘高校を後にした


大石先生以外に何の思い出も思い入れもない高校。
辺鄙な場所の、つまんない高校。
ミオって子にも嫉妬しなくていい
ココへ来なくていいというだけで晴れやかだ。


でも


大石先生との繋がりは


ここしかない。。。。


そう思った瞬間に涙が溢れた






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