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先生〜梨花に捧げるセレナーデ〜
第12章 告白
それからはとにかく必死で勉強した

大学を決めないと、大石先生へのアプローチも出来ない
卒業すれば接点はなくなる。
それなら推薦で大学を決めて、先生にアプローチする時間をふやさなければ。

私なりの作戦だ


夏になり、部活を引退するとバンド活動も辞めて進学塾へも通った

もちろん京大なんて目指さない。


狙いは指定校推薦
指定校推薦さえとれれば、辞退はゆるされない
母を封じ込めるための作戦


ありがたい事にココの学校では成績優秀者で通っているし、トップクラス大は無理でももう一つ下のレベルならどこかしら貰えるだろう


ここの学校に来てからは一度も補導されていないし、部活も(一応)やったし。何より真面目に学校へ通っている(休んだら先生に会えないから)

母には報告なんてしない。担任のテディにも口止めした




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