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第4章 ランボー 怒りの大脱出

「きゃっ！！」

長谷川の悲鳴。

後ろを振り返ると村女どもが猥褻な目で一同を見下ろしていた。

「春乃！」

「に、逃げるぞ！！」

笹岡の言葉に一同は一斉に動き出す。

ダッシュダッシュダッシュ！！

「出口どっちだ！？」

「あっちじゃないか！？」

「待て！ 姫美を連れてこないと！！」

「宇佐美……あいつヤられてた……」

「嘘だろ……！」

っとその時、先回りしていた村女が長谷川を掴んだ。

「やだ！ 離してよ！！」

「てめぇ夏々を離しやがれ！！」

怒り新党の笹岡が村女に近付くが、後ろで清水の悲鳴が上がった。

腕を捻り上げられた清水。

連中は追い付いていたのだ。

「無駄な抵抗はやめなさい。あなたが暴れれば暴れるほどこの可愛い女を滅茶苦茶に犯すよ？」

「くそ！！」

拳を握りしめる笹岡。